Vol.11
みなさんこんにちは、今回は高根沢町の指定文化財の城跡3つ(阿久津城跡、高根沢城跡、桑窪城跡)のうちの「阿久津城跡」をご紹介します。
前回は一番きれいに残っている「桑窪城跡」をご紹介しました。
今回の「阿久津城跡」は、遺構の真ん中をJR宇都宮線(東北本線)が貫通してしまっていたり、宅地造成のために遺構の破壊・改変が甚だしいのです。
ガードレール横にひっそりと「史跡 阿久津城跡」の石碑が。
阿久津城は貞和四年(一三四八)に宇都宮氏の家臣である野沢若狭守により築かれたと伝わっていますが、史実かどうかは明らかではないようです。
赤丸:石碑 矢印:城跡への道
奥に続く道らしきものはありますが、そこは雑木林で全くと言っていいほどに手入れがされていません。
どこが城跡なのかわからないほどです、、(汗)
大規模な堀の一部や土塁の一部が残っているらしいのですが、私にはそれがどこなのかわかりませんでした。
なので雑木林の奥への散策は断念し、石碑の隣にある鳥居の上へ登ってみたいと思います。
ここは「八幡宮」で、石末宿・笹原・向原の鎮守だそうです。
階段を登りきると狛犬がお出迎え。小さい狛犬が玉をくわえています。
こちらが本殿と拝殿です。
こちらは扁額。
本殿の後ろに雑木林の奥へと続く道があったので進むと、、
遺構のど真ん中を貫いている線路がありました、JR宇都宮線(東北本線)です。
どのあたりまでが城跡なんでしょうか、この辺もだったり、、?
ということで「阿久津城跡」と「八幡宮」をご紹介しました。 あまり城跡の紹介にはなってないですが、興味のある方は雑木林の奥へと足を踏み入れてみてはいかがでしょうか、、(くれぐれもお気をつけて)。
ではまた。
阿久津城跡・八幡宮は宝積寺駅から北に約1.5km、線路東側の雑木林に位置します。